DH制を考える

昨日に敵将ジャイアンツ原監督がセリーグでのDH制採用を提案した。僕個人的には賛成だ。ここ数年の交流戦日本シリーズセリーグパリーグに勝てないのは投手力、打撃力を含めて力負けしている。セリーグは負けていたら当然ながら、勝っていてもチャンスに投手に打順が回ると代打を送り、先発投手の登板イニング数は短くなる。パリーグの投手はある程度負けていても先発投手の責任イニング数は投げさせて力をつけさせている。逆に言えばタイガースのように先発投手のイニング数が少ない分、リリーフ陣はかなりの力をつけるとも考えられるが…それでは何年もリリーフ陣は持ちこたえることが出来ずに、そのうちにパンクしてしまう。打者においても守備が苦手な選手でもパワーがある打者なら、潜在能力を発揮して大化けする選手も出てくる可能性もある。WBC、オリンピックなどの世界大会でもDH制が採用され、大リーグでも全てDH制採用の方向になりつつある。投手に代打を出すか、そのまま打たすかなどの駆け引きを見るのも野球の妙味として面白いが、最近の球場はホームランテラスを作り、ホームランを出やすくし得点を取る野球に変わりつつある。それを防ぐには先発投手に真の力をつけさせ、打者と勝負することも必要になる。時代の流れはかなりのスピードで進んでいることを考えると、プロ野球界も過去の常識にとらわれずに改革を迅速に進める必要があると考える。

ちなみに甲子園球場ラッキーゾーンを作らずに今のままの外野を残してほしい。

虎のドラフト指名選手

[1位] 西純矢(にし じゅんや)/創志学園 投手右右/広島市出身でタイガースの西勇輝の遠い親戚にあたり、中2で全国大会優勝、中3で日本代表「NOMOジャパン」に選出される。高2夏の甲子園でガッツポーズのしすぎで高野連から注意を受けるほどの熱い男。U18ワードカップでも打撃も含め活躍。最速154キロ、将来のタイガースのエース候補として期待できる。

[2位]井上広大(いのうえ こうた)/履正社高外野手右右/大東市出身で南郷小でソフトボールから始め、小中高と4番を任され続け、夏の甲子園決勝での奥川からのバックスクリーン逆転3ランは印象に残る。久々の虎の大砲候補の指名。母子家庭で育ててくれたお母さんのためにもスラッガーを目指して欲しい。

[3位]及川雅貴(およかわ まさき)/横浜高 投手左左/千葉県匝瑳市出身で150キロ超の速球と打者に消えると言わしめるスライダーが武器。高1夏から甲子園登板し「高校四天王(佐々木、奥川、西、及川)」の一角。高3では苦しみU18日本代表からは漏れたがポテンシャルの高さでタイガース左のエースを目指してもらいたい。

[4位]遠藤成(えんどう じょう)/東海大相模 内野手右左/秋田県にかほ市出身で、この夏の甲子園では投手(背番号は6)で登板、U18日本代表にも選ばれレフトで出場。本職は遊撃手で三遊間の深いところからの鉄砲肩は魅力的で本塁打も打てる逸材。50メートル6秒3で走力があまりないのが気になるが、総合力で勝負してほしい。

[5位]藤田健斗(ふじた けんと)/中京学院大中京 捕手右右/滋賀県長浜市出身で、この夏の甲子園では主将4番で4強入り。身長173㎝で梅野とよく似た体格。山瀬(星稜高)や東妻(智辯和歌山)に負けない強肩、強打の超高校級捕手で数年後の梅野の後継者として頑張ってもらいたい。

[6位]小川一平(おがわ いっぺい)/横須賀工→東海大九州キャンパス 投手右右/神奈川県逗子市出身で高校時代は無名。大学で才能が開花し、打者の手元で鋭く曲がるカットボールが武器。大学時代は熊本地震阿蘇キャンパスグラウンドが使えないハンデを乗り越えて活躍。プロの世界でも反骨心で頑張ってもらいたい。

[育成1位]小野寺暖(おのでら だん)/京都翔英→大商大 外野手右右/奈良市出身で大学3年春、4年春は強肩強打で関西六大学野球MVP。母子家庭で育ち奨学金で大学進学。
昨日の記者会見では、ドラフト指名契約金で奨学金返済を考えていたが、育成指名のため号泣。支配下契約を早く勝ち取り活躍して奨学金を返済してもらいたい。

[育成2位]奥山皓太(おくやま こうた)/甲府西高→静岡大 外野手右右/山梨県甲府市出身で、高校時代は投手で東都大学2部強豪大学から声かかるも国立大学の静岡大へ進学。タイガースが指名した初の国立大学の選手。過去のプロ野球界で国立大学出身の選手がすごい戦績を残した選手は皆無(ちなみに日ハム栗山監督は国立大学の東京学芸大出身ですが現役時代はそれほど活躍していない)ですが186㎝90キロ 50メートル5秒8、遠投120メートルのポテンシャルの高さを発揮し支配下を勝ち取ってほしいものです。

 

☆今年のタイガースの補強ポイントは一番目に先発完投型投手、二番目に長打が打てる右打ちの大砲外野手、三番目に捕手…このポイントで指名してほしいと思っていたのですが、バッチリと当てはまりましたね。過去のドラフトで甲子園出場経験のある高校生を1〜5位まで指名したのは12球団で初めてだそうで、あとは2〜3年かけてじっくりと育ててほしいものです。となると来年度は現有戦力の底上げが絶対的に必要になります。特に藤浪が復活できれば最大の補強とも言えますし、小野、才木、望月あたりのレベルアップも期待したいものです。それとホームランが打てる外人が1人ほしいですね。来年も楽しみましょう。
ちなみに僕が取ってほしいと思っていた指名候補は下記チームに指名されました。

河野竜生(鳴門高→JFE西日本) 日ハム1位
宮城大弥(興南高) オリックス1位
村西良太(津名高→近大) オリックス3位
大西広樹(大商大高→大商大) ヤクルト4位
岸潤一郎(明徳義塾高→拓大中退→徳島インディゴソックス) 西武8位
佐藤直樹(報徳学園→JR西日本) ソフトバンク1位
ちなみに我が家の長女(JR西日本の阪和線堺市駅勤務)の情報によると佐藤直樹はJR西日本広島駅新幹線改札口にて勤務しているらしいです。まさかのソフトバンク1位指名で社内は大盛り上がりになったそうです。

いよいよドラフト会議

ドラフト会議が明日に開催されます。プロ野球キャンプ初日、プロ野球開幕戦と匹敵するくらい楽しみな日です。さてタイガースの補強ポイントを考えてみました。

一番目に先発完投型投手、二番目に長打が打てる右の大砲野手、三番目に捕手…このポイントで指名候補を見てみると1位は奥川(星稜高)を指名してほしい。佐々木(大船渡高)や森下(明大)も魅力的だが、甲子園の大舞台で活躍したピッチングはプロの世界でも充分通用する逸材だ。奥川には4〜5球団の1位指名が予想され、どれだけ神頼みしても抽選は抽選だから外れることもありえる。外れ1位としては石川(東邦高)にいってほしい。右打ちの大砲候補としては魅力的だ。ただ石川は、もしかしたら他球団が一本釣りで指名してしまう可能性もある。そのときは河野(JFE西日本)か宮城(興南高)の両サウスポーの指名はどうか。2位指名…ここからはウェイバー方式になるが、ここは地元の井上(履正社高)でいってほしい。履正社の4番ライトで夏の優勝を勝ち取ったパワーヒッターだ。3位指名は山瀬(星稜高)でどうか…25歳以下の捕手が不在の状況を考慮し、梅野の後継者を考えると高校生捕手が欲しいところで超強肩の山瀬はうってつけだ。4位指名では佐藤(JR西日本)が欲しい。報徳学園卒の社会人3年目の俊足、強肩の外野手で将来性がある。5位指名は村西(近大)はどうだ。サイドから投げるスピードボールが持ち味の投手で出身高校は津名高校ということもあり近本に続く淡路島出身の選手として頑張ってくれそう。6位指名は大西(大商大)でどうだ。地元関西出身の右投げの完投型投手。タイガース二軍との練習試合でも好投しメッセンジャーが驚いたという逸材だ。

7位指名では岸(徳島インディゴソックス)を指名してみては。俊足の内野手で明徳高校時代は投手で甲子園の申し子だった。一度野球をあきらめてからの復活選手だ。

8位以下は育成も含めて将来性豊かなワクワクする選手を指名してほしい。さて明日のドラフト会議はどんな結果になるか超楽しみである。

今シーズンお疲れさまでした‼️

クライマックスシリーズ ファイナルステージ第4戦に破れて今シーズンは終わった。最後の試合は西が粘り強いピッチングをしてくれたが、打線が2安打では太刀打ち出来ず今シーズンを象徴するような試合だった。今シーズンの総括として振り返るのはまだ早いが、来シーズンに向けて課題ははっきりとでたような気がする。でも一ファンとしてはシーズン終盤からの6連勝3位すべりこみ、ファーストステージを激闘の戦いで突破…最後のファイナルステージはジャイアンツとの地力の差がでた試合内容だったが充分楽しませてくれた。前年度最下位を考えると良くやったとも言えるし、逆の意味ではもっともっとやれるのではとも思ってしまう。もう終わったからには来シーズンがスタートする。親会社、フロント、チームスタッフ、コーチ、選手を含め球団全体でより一層団結して頑張っていってほしい。とりあえずタイガースの皆さま、ファンの皆さんもお疲れさまでした。次はドラフト会議です。ワクワクする選手の指名を期待したい。

セガンドステージ初勝利

昨日はセカンドステージ初勝利してくれた。梅野、近本とチャンスで打ってくれて逆転したがその後にドリスが岡本に同点弾を喰らい振り出しに。9回に不振の大山が決勝本塁打を打ち、最後はイニングまたぎの好投で球児が締めてくれた。試合途中に夫人の出産で帰国していたジョンソンも東京ドームに駆けつけて勝利を見届けてくれた。今日の第4戦は台風接近で中止順延が決まっていた。疲労困憊の中継ぎ陣も一休みでき、ジョンソンも登板に備えての調整日にできる。タイガースにとっては貴重な一日になる。明日の第4戦からはまた総力戦になり、ファーストステージで足に打球を当てた西が先発する。シーズン終盤から何度も言ってるが失うものは何もない。思い切った超積極野球で挑戦者の気持ちで望もう。鳥谷のタイガースのユニフォームもまたまだ見たい。死にものぐるいで頑張ろう。超楽しみでワクワクする試合を期待したい!

セカンドステージ開幕

セカンドステージ初戦は敗れた。このシリーズは2敗はできると考えるといい負け方だった。先発望月は少し緊張したのかコントロールがばらつき、あまくなったところを丸、岡本に本塁打され2回も3失点。5点ビハインドで山口を打ち崩すのは厳しかった。3回からは岩貞、能見、守屋と裏のリリーフ陣も完璧な投球で無失点に抑えて改めてタイガースのリリーフ陣の層の厚さを感じた。岩貞は今日のピッチングを見ると先発いけるぜという投球だ。冒頭にいい負け方と書いたのは勝ちパターンの岩崎、ドリス、藤川を休ませることができた点だ。明日は3人共に中2日で登板することができる。

9回の攻撃で北條押し出しの後の、なお2死満塁で木浪。投手はデラロサから左の田口に代えてきた。この場面、木浪に代えて右の上本を出して欲しかった。上本はファーストステージではいい場面で打っていたから勝負してもよかったかなと思うが矢野監督なりの木浪への期待もあったのだろう。

さあ本当の勝負は明日からだ。先発は中2日の高橋遥だ。一昨日は3イニング28球のナイスピッチングだった。1回から全力投球をして超積極的野球で勝ち切ろう。

ファーストステージ突破…やったあ〜‼️

最後はヒヤヒヤの勝利でしたが…チーム一丸でファーストステージ突破。

ドリスがよく踏ん張ってくれた。

でもあの場面(一死満塁)で抑えられるのはドリスしかいない。前日も自分の招いたピンチ(無死三塁二塁)を抑えてる。やはり速いまっすぐとフォークボールに威力がある。シーズン途中までストッパーをやってただけのことはある。頼もしい。

植田もよう走った。前日は盗塁失敗もしたが…よく走った。矢野監督も絶妙な攻撃的作戦。

北條もエラーしたけど…また守備がんばろう。

最後はやはり球児。2イニング頑張ってくれた。

これで東京ドームに行ける。待ってろよ讀賣

まだまだ楽しみが続く。

ビールの量がますます増える。

至福のひとときを堪能できる。

バンザイ🙌